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秋・・・読書の秋。


すっかり日が短くなり、朝・夕は肌寒く感じるようになってまいりました。

どんなに暑い夏がやってこようと秋、冬と季節はめぐってゆくものなのですね。

ひだまり堂は開院から早いもので2か月が経とうとしております。おかげさまで多くの方にご来院いただき毎日忙しくさせていただいておりますが、日々患者様の治療にあたっていると、鍼灸・東洋医学はなんと奥深いものかと痛感致します。

と申しますのも、例えば西洋医学的に診ると同じ「肩こり」でご来院される患者様でも、東洋医学的にお身体全体を診させていただくと全くと言って良いほどお身体の状態が異なっております。そのため同じ「肩こり」の治療をさせていただくにしても、ひとりひとりその原因や、治療に使用するツボや刺激量、鍼・お灸をどのくらいするのかは違ってきます。体質や体格、生活環境、脈診、腹診など様々なヒントに意識をかたむけてひとりひとりの身体に合った診察・治療をしていく。そこに東洋医学の面白さ、そして難しさがあります。

そのため多くの患者様を治療すればするほど、「もっと勉強しなくては・・・」という気持ちがあふれでてくるものです。ひだまり堂では空いた時間を無駄にしないよう、愛読書をそばに偲ばせてすぐに読めるようにしております。

季節は秋。「読書の秋」です。鍼灸関係の書物はなかなか専門的で読みづらいものも多いですが、読み込むと大変興味深いものが多いです。この秋はおすすめの本を共有し合いながら、有意義な読書の秋にしていきたいと思います。鍼灸師としての勉強は鍼灸師を辞める時まで続きます。本当に終わりがない・・・。鍼灸は「歴史が長く新しい医療」と言われ、古くからの知識をもとに、新しい治療の研究も日々されており大変勉強のしがいがあります。お互いの知識を共有しながら切磋琢磨し、患者様がより満足し、笑顔になれる治療をご提供できますよう日々精進してまいります。

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