ドラマ「コウノドリ」のお話し
こんばんは。
ひだまり堂の中島です。
本日の診療も無事に終わりました。
土・日はお仕事がお休みの方が多いので、予約が埋まりやすくなっております。
お早目のご予約をおすすめしております♪
さて、またテレビドラマのお話しを。
※※若干ネタバレを含みますのでご注意を!!※※
皆さんはテレビドラマ「コウノドリ」をご覧になってますでしょうか?
漫画が原作で、今回で2回目のテレビドラマ化となりました。
私は漫画も全巻読んでいるほど好きな作品なのですが、キャラクターやストーリーがおもしろい!というだけではないんですよね。単純に・・・
勉強になる のですよね。
当院では不妊治療も行っておりますし、妊婦さんもご来院いただくので、「コウノドリ」の内容は他人事ではないし、すごく勉強になります。
もちろん不妊治療や産科の知識は勉強していますし、日々脳内を更新しています。しかし莫大な量をすべて入れておくのはなかなか難しいものです・・・
そんな時、ふと「コウノドリ」を見て、とりあげられている疾患やテーマを見ると、「あ!これも大切だよな!」と復習する機会をいただけるのです。
たとえば昨夜は「甲状腺クリーゼ」が取り上げてられてました。
妊婦さんは妊娠初期に一過性の甲状腺機能亢進症になることがあります。亢進症が持続してしまうと流産や早産、最悪の場合今回の様な甲状腺クリーゼになると、母体が亡くなることも・・・なのでしっかり事前に血液検査で甲状腺ホルモンのレベルを測定し、正常値にしておく必要があります。
今回のドラマにも書かれていたように、甲状腺機能亢進症の症状は多汗や動悸・手の震え・体重減少など、以外に目に付きやすそうだしわかりやすい。女性や妊婦さんと接することが多い我々には知っておくべきことなのですよね。
こういったきっかけがあると、甲状腺のこと、ホルモンのことなど幅広く復習するきっかけになり、すごく勉強になります。毎回涙で顔をグシャグシャにしながら、妊娠・出産は当たり前のことじゃない、危険と隣り合わせだということ。奇跡的なこと。命の大切さ。たくさんのことを勉強させてもらっております。
産科・婦人科に限らず、鍼灸師として人の身体に手を加える者として、やはり西洋医学の知識も、東洋医学の知識も日々勉強していくことは絶対です。毎日勉強。一生勉強だと改めて肝に銘じました。。。
私事ですが、姉がもうすぐ出産をひかえております。
姉も姪っ子も元気な姿で会えるように、出産前・後の体調を鍼灸でしっかり整えさせていただこう・・・と決意した夜でした。