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二日酔いにご用心!


こんにちは。ひだまり堂の中島です。

お花見の季節が終わり、ほっと一息もつかの間、4月は歓迎会などのイベントでお酒の付き合いも多くなる時期となりました。

私も3~4月は飲み会が重なり、肝臓の疲れをじわじわと感じております・・・

元々お酒はやや強い方ではありますが、日本酒やワインといった次の日に残りやすいお酒を飲んだ日は次の日に残ってしまうことがあるので要注意です。

そこで今回は私が実践して効果ありと実感した、二日酔い対策におすすめな行動とツボをご紹介したいと思います。あくまで個人的な見解ですので、あまり鵜呑みにせず、お酒は美味しくほどほどに楽しみましょう♪

そもそも二日酔いはなぜ起こるのかについて。

アルコールが体内に入ると胃と小腸で血液中に取り込まれ、肝臓に送られます。肝臓に送られると、「アルコール脱水酵素」によって分解され「アセトアルデヒド」になります。さらに分解されると最終的には炭酸ガスと水となり無毒化されます。

しかし肝臓がアルコールを分解できる能力を超えてアルコールを摂取してしまうと、ふたたび血中に戻され体中を巡ってしまうことになります。その際まだ分解途中の「アセトアルデヒド」も一緒に血中に戻されてしまうため、これが頭痛や吐き気といったいわゆる二日酔いを引き起こすのです。

また、二日酔いにならずともお酒を飲んだ翌日はなんとなく体がだるい気がしますよね。普段肝臓は食べ物から吸収された栄養分を糖などのエネルギーに変換する働きがあります。しかしアルコールの分解に追われてしまうと、エネルギー変換に費やす暇がなくなり、その結果体がエネルギー不足に陥ります。これがだるさの正体なのです。

さてさてそれではお待ちかね(?)

【中島流・二日酔い予防対策!】のご紹介です☆

飲む前はたんぱく質を中心にお腹に何か入れる。

すきっ腹にお酒を入れることが良くないのは何となくわかりますよね。とりあえずお店に行く前は軽くお腹に入れましょう。たんぱく質は肝臓の働きを活性化してくれるので私は積極的にたんぱく質をとるようにしています。いつもコンビニなどでさけるチーズを一本と牛乳を飲むようにしています。牛乳は胃の粘膜も守ってくれるらしいので胃もたれ対策にも◎

飲む前のツボ押し

ケース1:お酒の量が増えそうな時、しかもワインや日本酒を飲みそうな場合

私の場合ではありますが、ワイン・日本酒を飲む場合は次の日頭痛となって現れることが多いので、頭痛対策のツボを押しておきます。

【百会】頭頂部、左右の耳の延長線上と鼻からの延長線とが交わるところ

【天柱】首筋の筋肉の外側で後ろ髪の生え際

ケース2:食事中心の飲み会の場合

食べ過ぎたとき消化を助けてあげれるように、事前にお腹に良いツボを押しておきます。押しておくと食べたものが胃に溜まっていく感じが薄くなる気がします。

【関元】おへそから指4本分下にある

【中脘】みぞおちとおへその真ん中

飲んでる最中の対策

お酒だけがぶがぶ飲んでいるとすぐにお酒がまわってしまうので、お酒と一緒にお水は必ず飲むようにします。おつまみもたんぱく質系を中心に食べることがおすすめ。

飲みながらも余裕があれば②でご紹介したツボをさすったり押したりしています。

寝る前の対策

寝る前はとりあえず水分はたくさん飲みます。アルコールには利尿作用(尿を出す作用)があるため、さらに水分を飲むことで尿とともにアルコールも排出させます。スポーツドリンクにすると体内に水分を保持してくれるナトリウムイオンを含んでいるので脱水症状を予防できます。

すでに頭痛の気配があるときは、百会のツボをヘアブラシなどでたたいたり、天柱を指で押して「頭痛になりませんように・・・」と念じます。

二日酔いの日当日

対策むなしく二日酔いになってしまった時は、とりあえず朝一でしじみ汁を飲みます。胃がもたれていても、とりあえずしじみ汁だけはお腹に入れます。

ともかくできるだけ早くアルコールを分解する事が大切なので、肝臓の働きを活発にするツボ、吐き気や倦怠感が強いときに効果的なツボを押すまたは鍼灸のちからを借ります。

【健理三針区】手のひらの中央、やや手首寄り

【率谷】耳たぶを前に倒して頭に付けた時、上端が当たるところから指2本分上

ひたすら休む。

あとは寝て回復を待ちましょう。仕事の前日に深酒はあまりおすすめしませんが、もしも仕事がある場合はツボを押しながら頑張りましょう!昼過ぎ頃になれば回復するはずです!!

いかがでしたでしょうか。押しやすそうなツボをチョイスしてみました。中島はこれらの対策を施せば、かなり二日酔いがなくなるまたは緩和されます。個人的なものではありますが・・・。二日酔いは薬ですぐ治るものでもありません。また、二日酔いの頭痛はふつうの頭痛とはメカニズムがちがうため、頭痛薬をのんでもほぼ効果ありません。今ではアルコール頭痛専用の市販薬も出ていますが、経験上激しい頭痛のときは効果があまり感じられませんでした。あまり勢いよく飲むのではなく、ゆっくりと自分の飲める範囲を考えながら、体調に合わせて飲み、次の日に引きずらないことが大前提だと思います。

どうしても早く治さないとまずい!というときはひだまり堂にご相談下さい。できる事を全力でさせていただきます。が、なかなか即効性は難しいので、できれば鍼灸の血からを借りることのないように、お酒は美味しく楽しくほどほどに飲みましょう♪

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