石神井公園の…
こんにちは、ひだまり堂の砂生です。
祝日は皆さんどのようにすごしましたか?
私は石神井公園へ散歩がてら特別展の「江戸の知恵と医術」病の退散を見てきました!
現代は医療技術が発展していますが、江戸時代には当然病に効く薬などあまりありませんでした。
そのため生まれもった身体をいかに養生して生活をすることを大切に考えていました。
「養生訓」という本があるのですが、これは85歳まで生きた貝原益軒が自分が実践した養生方法についてまとめたものが書かれています!
かなり詳しくお風呂の入り方や、食事の仕方、また鍼灸のことなどいろいろ書かれているのですが、病気予防のためには、常日頃から気候の変化である外邪(風、寒、湿、燥、暑といった変動のこと)を防ぎ、飲食欲、色欲の内欲を抑制し、無理せずに慎みをもって生活することが大切であるといっています。
また、皆さんもご存じ解体新書を書いた杉田玄白は子孫のためにやってはいけないことを7つ残しています。
1.昨日の失敗は後悔しない
2.明日のことは心配しない
3.暴飲暴食しない
4.得体のしれないものは食べない
5.みだりに薬を飲まない
6.元気だからといって無理をしない
7.常に体を動かして、怠け心をもたない
このやってはいけない7つのこと読んでみて結構自分も気をつけなければいけないなとドキリとしました。
こう見えてわりと心配症でして、1つめ2つめからすでに注意しなければいけません…
みなさんはどうでしょうか?
昔と今では生活のあり方や環境様々なものが変化しています。
でも、同じ人間である以上気をつけなければいけないことはそんなに大きく変わらないのかなと感じました。
現代の医術の進歩によって昔以上に寿命はどんどん延びています。
ですが、楽しく年を重ねていくためにも日頃の行いを大切にしていかなければいけないのは今も昔も変わらない事だと思いました。
( こちらは飲食の養生についての絵で、東洋医学の五臓がどんな風に働くかを説明しているものです。)
普段より少し早起きをしてお出かけしてきたのですが、とてもいい休日になりました!