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空気がだんだん乾燥してきました

こんにちは、ひだまり堂の砂生です。

11月も中旬…今年も残すところあとわずかになってきました…。

中島先生とも話すのですが特にこの11月は過ぎていくのがあっという間に感じます。

早い分、一日一日を無駄にしないように過ごしていけたらと思います。

11月になり少しづつ空気も乾燥してきて風邪の方が増えてきたように感じます。

今まで風邪をひくというのは年に1回あるかないかだったのですが、今年は何度か発熱しなくとも危ないことがありました。

なんでなのか…と考えてみますと私ここ最近電車によく乗るようになったのです。

今まではあまり人込みに行くことがなく過ごしていたのでどう考えても原因はこれとしか思えません…。

そう思ってみてみると、電車って具合の悪そうな方が結構乗っているのですよね…。

そしてそのわりにマスクも何もつけていない方がいたり…。

悪気がないのでしょうが…やっぱりマスクをつけづに怪しい咳やくしゃみをしてる方をみるといや~な気持ちになります。

というのも利用する電車が混み合っていますのでぎゅうぎゅうの密度の中だと逃げ場がありませんので…

自分で予防するしかないのでマスクはしっかりつけ手洗いうがいを心がけております…。

さてさてそんな風邪についてですが、風邪とは、ウィルスがのどや鼻などの粘膜から感染して急性の炎症を起こすことをいいます。

その免疫反応としてくしゃみや鼻水、咳、発熱などの症状が現れることをいいます。

戦っているときにでるつらい症状を和らげるためにお薬を処方されますが、風邪自体を治すのは自分の免疫力です!

そんな風邪ですが、引き初めにはみなさん漢方を飲むなんてこともあるのではないでしょうか?

風邪の引き初めには葛根湯が有名だと思いますが、実は風邪の引き初めには東洋医学的な考えで2タイプのものがあります!

同じ風邪でもタイプによって対処の仕方が異なる為、使用する漢方なども変わってきますのでまずは自分はどの風邪のタイプが確認してくださいね!

さて、風邪のタイプですが「寒い風邪」と「熱い風邪」の大きく分けてこの2つのタイプに分けられると考えられています!

寒い風邪とは…

風邪の引きはじめにゾクゾクと寒気がするのが特徴です。顔色が青白くなったり、透明のサラサラした水溶性の鼻水がでたり、鼻づまり、くしゃみや肩こり倦怠感などの症状があります。

【対処方法】

1、身体の表面を温める。

東洋医学では悪さをする風寒の邪が表面にまとわりついている状態だと考えます。身体の芯部まで侵入させないように表面をしっかり温めてあげることで悪化を食い止めます。

2、首元を温めてあげる

首元に「風門」というツボがありますのでそちらを温めてあげることが効果的です!

お灸がある方はお灸をしてあげてもいいですし(ただし発熱してる場合はやめましょう)、カイロなどで温めてあげるのも効果的です!

【おすすめの漢方】

この風邪のタイプにおすすめなのが葛根湯になります。

葛根湯は身体の表面をあたため、発汗を促すことで風邪を改善させます。

その他に、葛根湯より体表を温める力のつよい麻黄湯などがあります。

熱い風邪とは…

のど風邪に多いタイプで、のどの腫れや痛み、身体のほてりや熱感、発熱などが炎症症状が特徴になります。寒気は少なく、空気が乾燥したときなどにひきやすい風邪です。

顔色は赤く、黄色く粘性の鼻水や痰がでます。また、のどの乾燥やイガイガなど乾燥症状が出やすくなります。

【対処方法】

1、身体の表面の余分な熱を冷ます

着こみすぎたりしないように気をつけます。

2、乾燥を防ぐ

乾燥が原因で熱がこもり、炎症の引き金になっている場合があるので、乾燥を改善させるのが効果的です。部屋を加湿したり、こまめに水分をとるなど対策をとります。

【おすすめの漢方】

風邪の引きはじめから喉が腫れて痛む、のど風邪におすすめなのが銀翹散になります。

口やのどが渇く、咳がでるといった熱い風邪のひきはじめの症状への効果が期待できます。

また、風邪がずっとくすぶって治らない時などははり灸治療をしてあげることで免疫力をあげ治すお手伝いも出来ますのでしつこい風邪などでお困りの時ははり灸治療もおすすめです!

とはいっても、風邪はひかないのが一番ですので日頃から予防の為、バランスの良い食事と睡眠時間もたっぷり確保するなど日頃から規則正しい生活をすることを心がけましょう!

私もこれからのシーズンに向け気をつけます!

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